不動産テックを推進する日本情報クリエイト株式会社(本社:宮崎県都城市、以下「日本情報クリエイト」証券コード:4054)は、これまで海外のサービス(「Chat(チャット)GPT」等)利用が中心であった生成AIについて、政府の官民連携による国内生成AI投資強化の発表を受けてデータ戦略部門に新たにチームを組成、不動産DXに向けて研究開発を促進することを発表いたします。
対話型AI(人工知能)「Chat(チャット)GPT」に代表される生成AIについては、海外のサービスを中心にビジネス領域や自治体等で活用されておりますが、その利便性の高さとともに、情報漏えいなどのリスクも指摘されており、一部の地域では利用が禁止されるなど慎重な対応が求められております。
そのような中、今月下旬に官民連携による国内生成AIの開発及び24年度中には国内法人向けに無償で提供されることが発表されました。国内生成AIの投資強化に関しては「新しい資本主義」実行計画にも反映される予定であり、今後より一層、国内においても技術強化が加速していくことが予想されます。
当社はこれまでも自社で保有する不動産データを資源にデータ戦略部門にて解析、新たな付加価値を提供してまいりました。昨年末には賃貸管理データに基づく家賃推移・空室率を指数化した「CRIX」のデータ提供を開始し、大手情報ベンダーや自治体より多くのお問い合わせをいただいております。
【CRIX概要】・・・賃貸住宅の賃料および空室率に関する指標(インデックス)を開発、当社が保有・管理する膨大なデータ量のデータベースから算出しており、全国の各地域における、賃貸住宅の賃料、空室率の推移を時系列で把握・比較することが可能です。
初期段階としては、顧客サポートや社内DX活用における研究開発を実施してまいります。
■ 顧客サポート支援
■ 製品開発/テスト工程
■ 営業コンサルティング活動
今後は、当社が保有する膨大な不動産データと生成AIの活用について研究開発を促進し、不動産業界のさらなる発展に向けて進めてまいります。
創業29年、不動産テック企業として業界に特化したDX商品・サービスを提供し続けています。全国に30ヶ所のサポート拠点を持ち、各地の不動産会社へ向けてITを活用した業務支援による働き方改革を推進しています。