意識するのはココだけ!反響に繋がる物件写真の撮り方ー室内写真編ー

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意識するのはココだけ!反響に繋がる物件写真の取り方ー室内写真編ー

不動産会社が自社ホームページやポータルサイトで物件を紹介するときに、重要になってくるのが
物件写真です。

以前のコラム(「成約数を増やしたいなら、今すぐ物件写真を増やすべき」https://www.n-create.co.jp/pr/column/sales/property-photos)でも、物件画像が充実していることを判断基準としている消費者が多いということをお伝えしています。

しかし、物件写真をたくさん載せているだけでは、消費者が問い合わせをする決め手にはなりません。

たくさんの物件写真の中でも、特に見栄えのよい写真が載せてあるかということも重要です。

では、見栄えのよい写真を撮るにはどうしたらよいでしょうか。

そこで、誰でも簡単に実践できて、魅力的な物件写真を撮るためのポイントをご紹介します。

今回は、物件写真には必須の室内写真の撮り方のコツについてまとめました。

コツを覚えて、バランスのよい室内写真を撮ろう

1.カメラを準備しましょう。

カメラといっても、一眼レフやデジタルカメラなどを用意する必要はありません。

今回はスマートフォンのカメラを利用します。

まずはカメラの設定を確認しましょう。

  • フラッシュの設定がオンになっていたら、オフに変更する。
  • 写真の構図をとりやすくするために、グリッドを表示する。
    端末の設定もしくはカメラの設定でグリッドを表示できます。

【iPhoneの場合】
iPhoneの設定→[カメラ]→[グリッド]をオン

【Androidの場合】
カメラを起動→カメラ内の[設定]→[グリッドライン]
※機種によって設定が微妙に異なります。

2.室内を撮影しましょう。

○ポイント1 水平と垂直を意識する

室内写真を撮影する最大のポイントは水平と垂直を意識することです!

水平と垂直を意識した写真は、見た目もすっきりしてきれいに見えます。

撮影には、先ほど設定したグリッドを活用します。

グリッドを表示しておくことで、縦横のラインが分かりやすくなります。

部屋の中には、床や部屋の柱、窓枠など、水平・垂直のとりやすい部分がたくさんあるので、基準にしやすいところを探して、グリッドにそろえて撮影しましょう!

水平垂直がとれていない写真

水平垂直なし

水平垂直がとれている写真

水平垂直正しい

このように水平垂直がしっかりとれている写真はすっきりと安定感のある写真にみえます。

○ポイント2 写真の明るさを調節して撮影

水平と垂直を意識するだけでなく、明るさも重要です。

いくら水平垂直がとれていても、室内が暗い写真は見栄えがよくありません。

スマートフォンは自動で露出補正をしてくれます。

撮影の時間帯によっては、スマートフォンのカメラの自動露出補正機能によって、全体的に暗い写真が撮影されてしまうこともあります。

そんな時は、撮影画面をタップして調整してみましょう。

撮影画面をタップすると下の写真のような黄色い枠と太陽マークがでてきます。※iPhoneの場合

露出光

黄色い枠と”太陽マーク”が画面に表示されている状態で、画面を上にスライドすることで写真を明るくできます。(プラス補正)

画面を下にスライドすることで写真を暗くできます。(マイナス補正)

この補正機能を利用して、明るさのバランスをとるときれいな室内写真が撮影できます。

※Androidの場合は機種によって仕様は様々なので、カメラの設定や機能を試してみましょう。

ポイント1・2を踏まえて撮影した写真がこちら。

完成図

水平垂直と明るさの調整を意識するだけで、写真の見た目は大きく変わります!

今回ご紹介したのは、基本的な撮り方のコツですが、意外とできていない写真をみかけます。

このコツをつかむだけで、見た人の印象は大きく変わります。

物件写真を撮影する際には、水平垂直と明るさを意識して撮影してみてはいかがでしょうか。

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