ホームページから物件の問い合わせがきた!でも… 電話しても出てくれない… いま「電話が苦手」な人が増えています

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電話で連絡繋がりますか?

ホームページからお問い合わせいただいたお客様へ連絡しても、なかなか繋がらないということも多いのではないでしょうか。

「連絡を取りたいのに、何回電話しても繋がらない…」
「時間を変えたり、日を改めてかけるけど、いっこうに出てくれない…」

どうすれば連絡が取れるようになるのでしょうか。

電話の機会が減ったことで、苦手意識を持つ人が増えた可能性も

総務省が毎年発行している情報通信白書の中に、情報通信機器の世帯別保有状況の推移が掲載されています。

情報通信機器の世帯保有率の推移

出典:「令和元年版情報通信白書」(総務省)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232110.html
licensed under CC BY 4.0
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja

固定電話のところを見ると、2009年から2018年にかけて保有件数が減り続けています。このことから自宅に固定電話を設置していない世帯が増えていることが分かります。
自宅に電話が無ければ対応する機会も減ります。そうして電話に出る・かける経験が少なくなったことで、電話で知らない人と話すことに対して苦手意識や不安を持ってしまい、出ることに躊躇する人が増えています。

もし時間や曜日を変えても電話が繋がらない場合は、「出られない」のではなく「出ない」ようにしている可能性も考えられます。

「口頭」よりも「文字」でのやりとりが増えている

固定電話が減る一方で、スマートフォンの保有率は増え続けています。
スマートフォンの普及に伴い連絡手段も、電話からメールやSNS等の「文字」を使った方法が主流になってきました。

リアルタイムでやりとりする電話は、対応するのも返答するのもすぐに反応しなければなりません。
それに比べて、メールやSNSは自分の都合の良いタイミングで確認して返答できるので、考える時間を確保してから対応することができます。
このような時間を使ったやり取りに慣れてしまうと、即座に回答が必要となる電話のやり取りに対して苦手意識が生じやすくなります。

また、電話の回線や周囲の状況によっては相手の声が聞き取りづらく、情報が正しく伝わらないことも起こります。
例えば、待ち合わせ時間を「13時」と伝えたのに「3時(15時)」と勘違いされてしまったなんてことや、電話の内容を書いたメモを無くしてしまいもう一度電話をして確認しなければならなくなったということは起こりやすい出来事でしょう。
これがメールやSNS等であれば、過去のやりとりが文字として保存されているので、以前のやりとりを探して確認することができます。

他の連絡手段も用意しよう

電話は連絡事項をすぐに伝えられる非常に便利なツールですが、苦手な人にとっては対応するだけでも負担がかかるツールです。
自社で行っている連絡方法は、相手に負担をかけていませんか?
最近ではLINEなどのコミュニケーションアプリを使ってお客様とやりとりをする不動産会社も増えてきています。
お客様への連絡方法を今一度見直す機会がきているのかもしれません。

弊社の「不動産ホームページ制作ツール WebManagerPro3」なら、電話だけでなくメールやLINEを使ったお問い合わせにも対応しております。
新しい連絡方法をお考えの際は、ぜひ選択肢の一つとしてご検討ください。

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