繁忙期明けに向けて情報収集しませんか

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不動産業界の繁忙期も終盤に差し掛かっているかと思います。
皆様におかれましては、この繁忙期後に今後の戦略や業務の見直しの検討を始める時期でもあるかと思います。

その際に今後の不動産業界の方向性などの情報を収集して、今後の皆様のビジネスの軸となるキーワードを選定して戦略立案や業務の見直しを検討してみませんか。
様々なサイトや書籍で情報収集出来ると思います。

これからの不動産のあり方から探るビジネスキーワード

2019年の夏に国土交通省より『働き方改革を支える今後の不動産のあり方検討会』の情報が公開されております。
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000139.html
出展:国土交通省

こちらの中にもキーワードを探る参考資料が御座います。
本来は、2030年頃の不動産のあり方について検討されたものですが、昨今の新型コロナの影響によるテレワーク推進の加速化、順次施行されている『働き方改革関連法案』の影響もあり、この動きは想定以上のスピードとなっており、今後重要なキーワードになってくるのではないでしょうか。

この検討会では、
これからの不動産のあり方 =1日24時間を充実させる『真に人に優しい不動産』の実現
と記載されております。
不動産は、賃貸物件・購入物件共に人生に重要な部分を占めています。
オフィス・仕事 + 生活+αの住まい + まち(生活環境)
を充実させるためにも今後、よりどの物件にどの様に住むのかと意識される方が増えてくるのではないでしょうか。

ここからキーワードを幾つかピックアップするだけでも、

  • ワーク・ライフ・バランス、EC(電子商取引)活用よる無店舗営業
  • サテライトオフィス、在宅、テレワーク
  • IOT住宅、人が行き交い佇む憩う公共空間

などあります。

物件のセールポイントに生活イメージを持てる情報を

今までも、物件のセールスポイントなどをお客様に情報提供されていたかと思います。
今後は、より生活イメージを持てる情報を提供する事でお客様に興味を持って頂ける可能性が高まってくるのではないでしょうか。
例えばこの物件は・・・

●仕事のメリット
インターネット無料でテレワーク・在宅勤務時も安心

●住まいのメリット
宅配ボックス付きで帰宅時間を気にせずに仕事もプライベートも充実

●まち・生活環境のメリット
まちの情報などを発信して物件だけでなく住むエリアの魅力も記載することでこの物件に住むメリットをお伝えする

このような内容を含める事で物件の紹介だけでなく、物件探しの方の生活を提案または情報提供する事で、お客様から高い興味を持って頂けるのではないでしょうか。

今後の事業や職場環境の主軸となるキーワード

またこれは自社で働くスタッフにも勿論当てはまります。今後事業や職場環境をどの様にしていく事が大切なのかキーワードを見つけてみるのも良いかと思います。
社内の業務環境や仕事のスタイルをより良い環境に変えていく事を進めていく事でスタッフの人生の充実に繋がると思います。
そして昨今の人出不足・少子高齢化・採用活動を含めた対策として、今後の事業継続そして繁栄にも寄与すると思います。

繁忙期明けの戦略や業務の見直しの際に、事前にキーワードを探して検討する事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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