不動産業務で使えるWindows10便利機能

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windows10便利機能で業務効率化!!

Windows7のサポート終了が近くなり、Windows10へ移行された方も多いと思われます。
そこで今回はWindows10に標準機能で追加されている便利機能を1つご紹介致します。

クリップボードを使って業務効率向上

業務で使う機会の多いテキストのコピー&ペーストの機能ですが[Ctrl+C]→[Ctrl+V]のショートカットキーを使ってコピーと貼り付けを行うのは基本中の基本ですね。
しかし、上記の操作では1度コピーした後に別のテキストをコピーすると後からコピーした情報に上書きされる為、以前の情報を使いたい場合は再度コピーし直す必要があります。

不動産業務ではエクセルなどの物件一覧から管理システムへの情報登録作業など、項目ごとにコピー&ペーストを使うことが多く、物件一覧と管理システムをマウスで何度も往復することが必要で大変かと思われます。
Windows10では複数のコピーした情報を保持できて貼付けの際に選択できます。

Windows10では「クリップボード」という標準機能が追加されていて、25個まではコピーした内容が保持できるようになりました。この機能を活用して、ぜひ業務効率向上にお役だてください。

まずはクリップボードを有効にしましょう

この機能は初期設定では無効になっているので、まずは以下の方法で有効化する必要があります。

1, [Windowsキー]+[V]を押します。
2, クリップボードの画面が出てきますので「有効にする」をクリックして有効化完了です。

クリップボードの使い方

機能が有効になっていれば、これまで通り[Ctrl+C]でコピーするとクリップボードにコピーした情報が保持されていきます。
あとは貼り付けしたい場所を指定して[Windowsキー+V]を押してクリップボードの画面で貼り付けしたいデータを選択するだけです。

また、クリップボードの各履歴の右上をクリックすると履歴の削除やピン留めの機能が表示されます。
ピン留めしたデータはパソコンを再起動してもクリップボードに保存されたままになりますので、使用頻度の高いデータはピン留めしておくと、便利に利用できます。

注意点

クリップボードには25個までデータの保持が可能ですが、それ以上は古いデータから削除されます。(ピン留め済のデータは保護され残ります)
また、1データ4MBの制限があり、4MBを越えるデータの場合は履歴に残りません。

 

いかがでしょうか。
Windowsの標準機能ですので、安心して利用でき業務効率を向上させることができます
まだ使ったことが無いという方は、ぜひお試しください。

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