人気設備×IoTで入居者満足度UP

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人気設備×IoTで入居者満足度UP

人気物件として、『駅に近い』『コンビニに近い』などの立地条件による利便性がよく挙げられますが、近年では、その建物がIoT物件なのかも選択対象になるようです。

IoT物件は入居者の満足度をあげ、他に比べて多少家賃が高くても長く住み続けたいと思われるポイントにもなります。

また、入居者に人気の設備ランキングでは、

人気ランキング

どちらも共通して言えるのがネット環境設備に続いてセキュリティ関連設備が上位に複数ランキングしているという結果となっています。

人気設備×IoTで入居者が安全で快適に過ごせる空間をつくることで、入居者の満足度・入居率UPに期待できるのです。

IoTの活用例

  1. ネットワークを活用した防犯カメラやスマートロック
    →インターネットに接続することで、空いた時間などに防犯カメラの映像を確認したり、ICカードやおサイフケータイを鍵代わりとして施錠・開錠することができ、もし鍵を閉め忘れていた場合でも遠隔で施錠することもできます。
  2. インターホンパネルを利用してメッセージを残す
    →共働き世帯だと、子供が帰宅したかどうかの把握は難しいですが、IoTを活用することで子供が自宅に帰ってきたことを通知してくれたり、メッセージを残しておくこともでき子供にとっても安心です。

また、ここ数年で、宅配BOX設置も人気の設備に急浮上してきています。

特に最近では、オークションやフリマアプリで買い物をする人が増えてきて、IoTを活用した宅配BOXが注目を浴びています。

ホームセキュリティと接続して荷物が届いたことをスマートフォンに通知させたり、異常があった場合はセキュリティ会社が駆けつけてくれたりするものや、荷物の受け取りだけでなく、集荷依頼が可能なものなど、各企業が開発を進めてきています。

意外と手軽に始められるIoT

『IoTの導入には多額の費用がかかるのでは…』と思われている方が多いと思います。

確かに、費用に関しては物によっては数百万する物もあります。

ただ、何もかもが高額というわけではないのです。

中でも一番手軽に取り入れられるのがスマートロックです。

スマートロックは後付けも可能で手軽に取り入れることができ商品によっては初期費用(工事なし)20,000~30,000円で設置可能なものもあります。

まだまだIoTを取り入れている物件は少ないです。

できるところから取り入れることで、他の物件との差別化を図ることができ、空室対策にも効果的ではないでしょうか。

現在IoTはさまざまなところでその活用が模索されています。

入居者に快適・安全な暮らしを提供するためにもIoTの不動産業界への活用は今後も注目していきたい分野です。

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